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    【ニュースレター】「DO-YAはどぉ〜や〜?」第8号
    2023年1月30日 · ニュースレター,活動報告
    【体験活動報告 英語カフェ】英語でスパイクボールの体験!
    2023年1月16日 · 活動報告
    【活動報告】HAPPY HOLIDAYS! 今年も子どもたちにグリーティングカードをお届け
    2022年12月26日 · 活動報告
    【スタッフ募集】クロスベイス事務局 非常勤スタッフ募集中!
    2022年12月15日
    【代表理事によるコラム】「いくのクロッシングフェス」から考える多文化共生のまちづくり
    2022年12月12日 · 活動報告
    【ニュースレター】「DO-YAはどぉ〜や〜?」第7号
    2022年12月1日 · ニュースレター
    クロスベイス、第53回「博報賞」奨励賞を受賞
    2022年11月21日 · お知らせ
    【体験活動報告 英語カフェ】今年も English Cafe 活動中です!
    2022年11月17日 · 活動報告
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  • VISION

    差別と貧困をなくし、

    ともに生きる社会をつくる

    差別は、人をおとしめ、可能性を奪う。

    貧困は、人をへだて、可能性を消す。

    じゃあ、差別と貧困のない社会を作るのはどうだろう。

    互いのちがいを認め、可能性を信じ続け、ともに生きる社会を。

    2013年、鶴橋で起こったヘイトスピーチデモ―「鶴橋大虐殺」を声高に叫ぶ中学生の姿は衝撃的でした。

    すでに多くの外国人が暮らす日本で、他者を排除する雰囲気は高まっているように見えます。

    一方で、子どもが陥っている貧困も深刻になっています。現在、実に子どもの7人に1人が相対的貧困の状況にある、と言われています。

     

    差別も貧困も、自分では変えることの出来ない理由で、未来を生きる子どもの可能性を奪っていきます。

    文化や国籍、言語、家庭の状況にかかわらずあらゆる子どもが多様性を尊重され、公正に認められる社会、差別と貧困のない社会が必要ではないか。

    そんな思いからクロスベイスは生まれました。

    2021年10月〜2022年9月の期間、本事業は、社会福祉法人中央共同募金会 第2回外国にルーツがある人々への支援活動応援助成を受けて実施されました。

  • ストーリー

    国籍や民族的ルーツ、生まれ育った家庭環境の格差が、学力や進路の格差につながらないよう、

    子どもたちの学ぶチャンスを応援してください。

    大阪市生野区。

    区民の5人に1人が、外国籍住民のまち。

    小中学生の3人に1人が、就学援助費を受けているまち。

     

     

    大阪市生野区には、区民約13万人のうち2万7,600人(5人に1人)もの外国籍の人々が暮らしています。外国籍住民のうち75%以上が在日コリアンですが、最近はベトナムの人々が急増し、60か国以上の国籍の人々が暮らす多国籍・多民族のまちへと変化しつつあります。

     

    日本社会では子どもの貧困問題が、以前として大きな社会課題のままとなっています。

    生野区では、経済的に困窮している家庭の小中学生に支給される就学援助率は32%(2018年)で、全国平均の2倍以上です。

    クロスベイスには、今日本人や在日コリアンをはじめベトナム、中国、スリランカ、フィリピン、タイ、ネパールの8カ国にルーツを持つ子どもたちが通っています(2020年12月現在)。文化的背景、日本語能力や母語のちがい、そして学力や貧富の格差など本当に多様な子どもたちが集まっています。まるで世界の矛盾のリアルな現実が、生野区の地域社会のなかに表出しているかのようです。

    学習サポート教室・DO-YA(どぉや)に通うフィリピンにルーツを持つ小中学生の3人姉弟。

    ひとり親のお母さんと日本生まれの末娘のところに、それまでフィリピンにあずけていた姉弟を呼び寄せて家族4人で暮らし始めました。日本語で十分話ができるのは日本で生まれた小学3年生の末娘だけ。

    複雑な家庭環境のなかでも、肩を寄せ合いながら仲良く暮らしています。

     

    若いお母さんは、子どもたちを育てるために毎日懸命に働き続けています。

    最近コロナ禍が拡大するなかで仕事も減ってきています。クロスベイスは、勉強を教えるだけではなく、可能な限り一家の生活をサポートする役割も担っています。

     

    スリランカにルーツを持つある中学生は、両親が難民申請中で今は仮放免の立場なので、親は仕事に就くことも、公的な社会福祉制度も受けられません。また定期的に入管に出頭しなければならないなど日々不自由な生活を余儀なくされています。日本で生まれ育っている彼は、日本での将来の自分の夢を描くことができずにいます。

     

    同調圧力の強い学校になじめずにいる日本の不登校の子どもたちもいます。

    こうした子どもたちが、週1回月曜日、水曜日と木曜日の夕方から、クロスベイスの事務所に足を運び、20代の若い講師や社会人講師と一緒に勉強をします。講師たちは、とにかく粘り強くて熱心。講師やスタッフの大人は、基本ルールとして参加する子どもたちが「自分で自分のことを決める」ことを最大限尊重します。

     

    すべての子どもたちの可能性を信じ、寄り添い、励まし続けます。子どもたちが人を傷つけたりする言動をするとき以外は、講師は子どもたちに命令したり、禁止したり、ほかの人と比較したりする言動はしません。

    クロスベイスでは月に1回、子どもたちが「面白い」大人と出会い、また多様な経験をするための体験活動DO/CO(どこ)を行っています。出会いと交流は、自己認識を深める機会となり、新しい挑戦へのモチベーションを駆動させます。

     

    子どもたちが、「広い世界、異なる他者、未知なる自分」を発見し、

    自分の将来を考えるきっかけをつくります。

     

    活動に参加するうちに、来たころはほとんど日本語で話ができなかったフィリピンの姉弟は、いまは講師たちと楽しそうにおしゃべりし、勉強も始めました。週1回おこなっている子ども食堂にも毎週足を運ぶようになり、すっかり周りとも打ち解けて、ずいぶんと笑顔が増えました。スリランカの彼は、大勢のサポートも受けながら地元の公立中学に入学し、バスケット部に入部するなど、少しずつ日常の「何気ない」生活にも馴染んできました。

    私たちはこの間の活動でたくさんのことを学びました。子どもたちは誰もが、大きな可能性を秘めていること。子どもが内に秘めている可能性を子ども自身が伸ばしていける環境こそが大切であること。自分がキライという子どもがいれば、その原因は周りの社会や環境にあるということ。しんどい家庭環境にある子どもたちが、その試練を乗り越えることができれば、誰より優しく、強い人になれること。

     

    そして、社会や世界に広がるさまざまな格差や断絶の溝に橋を架けることができる「Peace Maker」(平和を創る人)になれることを。

    私たちは、そのために多様な領域や分野が「クロス(交差)」する社会的な「ベイス(土壌)」を耕し続けます。

    ご寄付はすべて、子どもの学習支援事業と

    体験活動に使われます。

    10,000円のご寄附で・・・

     

    中学生2人に1か月の授業を

    提供できます。

    5,000円のご寄附で・・・

     

    子ども1人が夏のキャンプ

    (1泊2日)に参加できます。

    活動実績

    学習サポート教室 DO-YA

    実施日数 589日

    <2017年度〜2021年度末>

     

    受講者数 44名

    <2022年2月末時点>

     

    2021年度 年間のべ参加数

    1484名

    体験活動 DO/CO

    <2017年10月〜2021年3月末>

    実施回数 25回

    参加人数 571名

    <のべ人数>

    受賞・認定実績

    • 平成29年度大阪府商店街課題解決プラン事業 優秀賞
    • 平成30年度〜令和2年度 生野区持続可能なまちづくり活動支援事業 認定事業
    • 2018ティグレ起業経営革新事業 上田卓三賞 優秀賞
    • 2019年度子どもの貧困、虐待の防止、虐待を受けた子どものケアに関する助成
    • 2020年度 ロート製薬株式会社 かるがも基金寄付先団体
    • ​2021年度 第15回「大阪商工信用金庫社会貢献賞」
    • 2021年度 中央共同募金会 外国にルーツがある人々への支援活動応援助成第2回 助成団体
    • 2021年度 LUSHチャリティバンク助成団体
  • 問題の背景

    排外主義の高まり

    ―差別

    在日コリアンへの憎悪・差別や暴力を煽るヘイトスピーチが横行するなど、外国にルーツを持つ人に対する不寛容さが高まっています。

    経済的格差の拡がり

    ―貧困

    経済格差が拡大するなかで、公立の小中学校に通う児童生徒のうち、就学援助制度の支給対象となっている児童生徒の割合は高止まりを続けています。その中でも、生野区は全国平均にくらべて2倍以上と、非常に高い割合となっています。

  • 解決するために必要なこと

    違うもの同士が出会い・つながる関係性が、

    貧困や差別のない社会の土台になると私たちは考えます。

     

    そのような土壌でこそ、子どもは自ら生き生きと育っていきます。

    そのためには、多様な人びとが互いに交差(クロス)することが不可欠です。

     

    私たちは、人びとがクロスする豊かな土壌(ベイス)を地域から育てるために、

    3つの柱が大切だと考えます。

    学びと経験

    子どもの学習支援と体験学習の実施

    とくに貧困家庭の子どもたちに学校外の学習支援の場を提供し、さまざまな人との出会いや学びの体験をつくります。

    居場所

    安心・寛容な「居場所」づくり

    家庭や学校以外にも安心していられる場や相談できる人がいることは、子どもの成長にとって大切なことです。

    自分と他者の承認、他者からの承認を育むことが出来る居場所を提供します。

    まちづくり

    活力ある寛容な地域まちづくり

    「差別と貧困」を許さず、そこにいれば自然と子どもが育つ地域文化の醸成に寄与します。

    地域、学校、企業、行政などと協働しながら、「ともに生きる」ことができる子育ての社会的仕組みづくりをめざします。

     

  • 事業内容

    1. 学習支援事業

    学習サポート教室と体験学習教室を通じて、

    学力をのばし、意欲を高め、居場所となることをめざします。

    学習サポート教室 DO-YA の運営

    高校進学に必要な学力を身につけます。詳しくはこちら!

    体験学習教室 DO/CO の運営

    関心・意欲、やり抜く力など「生きる力」を高める教育機会とします。参加対象は小中高校生(および保護者)です。

    原則月1回の開催です。

    海外スタディツアーへの派遣

    多文化共生を体感するとともに人生観を豊かにする機会とします。夏休みに「タイの『生き直しの学校』を支援する会」のスタディ&ワークツアーに参加します。

  • 2.地域まちづくり事業

    私たちは生野コリアタウン(御幸通商店街)の3商店街から、

    まちづくり事務局の業務委託を受けています。

    大阪コリアタウン

    事務局として

    委託事業の推進

    年間100万人以上の買い物客や観光客が訪れる大阪コリアタウンの一層の活性化と多文化共生のまちづくりに貢献します。

    大阪コリアタウン

    フェスティバルの企画・運営への参画

    毎年秋に2万人規模で開催されるコリアタウンまつりの成功に寄与するとともに、子どもたちによるボランティア活動やキャリア教育の場として積極活用します。

    コリアタウンでの

    多文化共生教育研修プログラムの展開

    日本と朝鮮半島都の関係史や多文化共生について学びます。年間1万人規模の研修を実施しているNPO法人コリアNGOセンターなどと協働します。

    申込はこちら!

    ↓

    多文化共生研修プログラム

  • クロスベイスに連絡する

    大阪府大阪市生野区桃谷5丁目5-37 いくのコーライブズパーク A棟2階
    月曜日〜土曜日
    10:00〜18:00
    06-6741-1123
    06-6741-1123
    crossbase.info@gmail.com
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